映画「アンストッパブル」のあらすじ・評価!実話をもとにした列車暴走事故。

アンストッパブル

こんにちは、映画ブロガーのリヨです。

突然ですが、「無人列車が目の前を通過する」ことを考えることができますか?ほとんどの人が思うことは「いろいろな条件が重ならない限りない」という事でしょう。

ですが、実際に2001年にアメリカ合衆国オハイオ州で列車の「CSX8888号暴走事故」が起きました。

映画「アンストッパブル」は実話ストーリーをもとに制作されたアクション映画です。

 

アンストッパブルの映画・作品情報

タイトル:アンストッパブル
公開日:2010年
上映時間:1時間39分

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アンストッパブルの評価

オススメ度★★★★★★★★
見やすさ★★★★★★★★
キャストの豪華さ★★★

アクション映画といえば、「格闘」や「戦闘」をイメージすることが大半ですが、映画「アンストッパブル」は「無人列車」をどのようにして止めるのかが「見どころ」となっています。

悪役はいないので「面白くなさそう」と思う方もおられるかと思いますが、見終わった時には「感動」していて気持ちがすっきりする映画でした。

 

アンストッパブルのあらすじ

 

 

電車の操車場で仕事をしていた貨物列車の整備を行う整備士がミスを犯し、無人列車がどんどんスピードを上げて進んでいく。ミスは1つだけでなく、「エアブレーキの修理不足」と「ポイントの切り替え」そして「ギアの設定ミス」これらが積み重なって貨物列車が無人で発進してしまった。

更に、貨物列車に積まれた荷物は「化学薬品」を含んでおり、このまま無人列車が進めば人口密集区域に大きな被害を及ぼしかねない。

ちょうど同じ線路で貨物列車を目的地まで輸送する仕事を行っていた「フランク(ベテラン機関士)」と「コルソン(新米車掌)」が暴走列車を止めるべく、暴走列車の後を追いかける。

 

アンストッパブルの監督とキャスト

監督:トニー・スコット
脚本:マーク・ボンバック
製作:ジュリー・ヨーン
製作:トニー・スコット
製作:ミミ・ロジャース
製作:エリック・マクレオド
製作:アレックス・ヤング

フランク・バーンズ:デンゼル・ワシントン
ウィル・コルソン:クリス・パイン
コニー・フーパー:ロザリオ・ドーソン
オスカー・ガルビン(ギャルヴィン):ケヴィン・ダン
デューイ(ドゥーイ):イーサン・サプリー
ギリース:T・J・ミラー
ネッド・オールダム:リュー・テンプル
ダーシー・コルソン:ジェシー・シュラム
バニー:ケヴィン・チャップマン
スコット・ワーナー:ケヴィン・コリガン
ジャッド・スチュワート:デヴィッド・ウォーショフスキー

監督の「トニースコット」は映画「トップガン」をはじめ様々な映画作品を世に送り出してきたイギリス人監督。自身最後の監督作品として映画「アンストッパブル」が制作された。

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アンストッパブルの感想・レビュー

映画「アンストッパブル」は実話をもとにした映画という事もあって、内容がかなりしっかりしている映画でした。映画のスタッフロールでは映画監督の「トニースコット」のはからいで「この映画を今は亡きQ96号の機関士の妻に捧げる」という文書を掲載。

映画を観終わった時には「自然と涙が出る映画」でした。

今では列車が暴走するという事は想像できない

映画「アンストッパブル」では線路のポイント切り替えができず、運転手が空気ブレーキをかけ操縦席から離れポイントを切り替えに行くが、間に合わなかったところから列車の暴走が始まった。

ミスにミスが重なって無人列車が操車場から出発してしまいましたが、今ではそんなことは本当に起こるのか想像ができない。というよりも想像したくないという事を真っ先に思いました。

映画「アンストッパブル」では貨物の中に「化学薬品」が含まれていて、もしそんな無人貨物列車が狭い日本の中を走っていたらと考えると常に安心できないなという不安にもなりますし、実話をもとにした映画なので鉄道会社にはいい教訓になるんじゃないかなと感じました。

現場で働くベテランの感は会社組織のトップには分からない

現場で尽力を尽くして働く操縦士のベテランと会社のトップで口だけを動かして働く上部の人間との間には「大きな知識のずれがあるんだな」という事が分かる映画でもありました。

「電車を脱線させる」と会社のトップが判断し、線路に脱線させる部品を配置し脱線させることを考えていたが、ベテラン操縦士のフランクは「暴走する貨物列車の長さと重量と速さ」から考えるに「脱線しない」と判断していたシーンには、特に現場で働く者の方が知識が豊富ということを思いました。

データーだけで判断を踏み切るトップとベテランの操縦士の経験との差が大きく出たシーンには、ベテラン操縦士の経験が当たって「よっしゃ」と思っている自分もいました。

危機を乗り越えて成長していく

新米車掌とベテラン操縦士という2人組で始まった映画「アンストッパブル」。新米車掌は経験が浅く、ベテラン操縦士といざこざがところどころ発生していましたが、無人列車を止めに行くという姿勢ができると新米車掌の「表情」が大きく変わり、「危機を乗り越える経験」は人を大きく成長させるんだなと強く感じました。

ベテラン操縦士もこれまでいくつもの経験を積み、様々な問題を乗り越えて来たからこそたくましい表情で、問題が発生しても落ち着いて対処できるのかなと思いました。

「経験こそすべて」という言葉があるように、「経験した人だけが得ることができる知識」というものが落ち着きと対処法を生み出すことができるのだと、何に関しても言えることだと感じました。

 

映画「アンストッパブル」を観る方法

映画「アンストッパブル」は映画配信サービス「hulu」で無料トライアル期間を利用して視聴することができます。
2週間の無料期間を利用しての映画視聴は料金が発生しません。

※紹介している作品は、2019年2月21日時点の情報です。現在は配信を終了している場合もありますので、詳細はHuluホームページにてご確認ください!

 

アンストッパブルのメイキング映像でもっとリアルに

 

映画「アンストッパブル」を完成させた監督「トニースコット」はCGを使わずにリアルな映像を作る為、本当の貨物列車を実際に脱線させ「アンストッパブル」で映像化されている脱線シーンが作られています。

本当の暴走列車を使うことで「CGでは作ることができない圧倒的な大迫力」を映像に収めることでき、スクリーンの向こう側でみる視聴者に迫力を与える「トニースコット」のアイデアが集結した映画となっています。

列車の側でヘリコプターを飛ばし上空から撮影。列車を脱線させ大迫力を演出。

監督の「トニースコット」の最後の作品はより「リアル」が求められた実話を題材にしたアクション映画となっています。

 

まとめ

映画「アンストッパブル」は僕がこれまでに見てきた映画の中で3本の指に入るほどの素晴らしい作品です。実話をもとにしたからこそ「リアル」な描写を映画で発信することができ、強く訴えかけてくるものがあります。

見終わった時には自然と涙が出るほど、登場人物の一人一人にしっかりとストーリーが描かれていたのでずっと記憶に残り続ける映画でした。

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